雑な里山暮らし

「古民家に暮らしています」

と話すと

「公民館」に聞き間違えられ、話が奇妙な方法へと進むことがあります。

「えええ!公民館って住めるんですか??」

「...??... いや、だいぶ直しましたけど... す、住めますよ、一応...」

「直した?公民館を直しちゃったんですか!そんなの初めて聞きましたよ!」

という謎の会話がしばらく繰り広げられた後、互いに齟齬に気付き、

「いえ、古民家です。昔の家です。」

と補足するのですが、そうすると、

「まあ、素敵。昔ながらの暮らしをしているのですね。」

という反応をいただくことがあります。

里山に移住された方の中には、家庭用電化器具を極力使わずに、手間暇かけ、丁寧に生活をしている方もいらっしゃいます。

食品を再加熱する際には、電子レンジではなく蒸し器を使ったり、掃除機ではなく、箒や雑巾で家の中を清潔に保ったり、といった工夫をしている方も少なくありません。

無理せず楽しみながら、環境保全に配慮した暮らしを営んでいる姿には頭の下がる思いです。

しかし、我が家はこのような部類にまったく属さない、非常にいい加減で適当な日々を送っております。

言い訳がましいことを書きますが、夫婦ともに組織に属する労働者なので、家事に時間を割くことが困難です。

数年前、私は博士論文の締め切りに追われていました。

このようなくだらない文章を書く者が博士?と訝しく思う方もいらっしゃるでしょう。

私もそう思います。

夫は苛虐の笑みを浮かべながら

こんな「すっとこどっこい」でも博士になれる

という本を執筆するようしきりに勧めてきます。

さて、博士論文の提出期限が刻一刻と迫る中、私は日々の職務、家事、育児を順当にこなすことができなくなっていました。

見かねた夫が、ロボット掃除機、食洗機、洗濯乾燥機を買ってきたのですが、これが非常に有用で、私は無上の喜びに浸ることとなります。

中でもロボット掃除機の働きぶりは賞賛に値します。

そして、このロボット掃除機という機器は、古民家と非常に相性が良いのです。

昔ながらの日本家屋は段差がなく、また部屋を仕切る建具も広く開けておくことができます。

よって、朝、ロボット掃除機を起動させれば、帰宅時には家中がこざっぱりときれいになっている、というミラクルを目撃することになります。

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ただし、このような(↓)状態の時には使用不可能です。

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もちろんロボット掃除機は、万能ではありません。

我が家の子犬がお腹を下し、床に水様便を撒き散らした際には、その汚物を「除去すべきもの」だと誤認知してしまったのです。

掃除機は一心不乱にターゲットへと向かっていき、容赦無く攻撃を仕掛けたため、大変な事態となりました。

床全面になすりつけられた便の処理はまだ良かったのですが、問題は掃除機本体の方です。

これは大変な労力でした。

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このように偶発的な事件が起こることもありますが、これからも最新の家電に助けていただきながら、雑な里山暮らしを強行したいと思います。

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