田舎暮らし体験に参加する不思議な人たち

こちらに移り住み、7年目を迎えようとしています。

里山の暮らしは、依然として不明な点も多く、近隣の方々に助けていただきながらの日々です。

そんな我々ですが、山間地への移住を経験した者として、移住相談会や体験会でお手伝いをさせていただく機会も増えてきました。

ほとんどの参加者は、これまでと全く異なる生き方を求め、新たな人生をどこで始めるべきなのか、真剣に悩んでいます。

しかし、ごく稀に「YOUは何しにここへ?」という人に遭遇することもあります。

今日はそんな、ちょっぴり困った方について書きたいと思います。

私の暮らす市の移住相談会は、市の担当者と移住者が共にアイディアを出し合い、参加してくださる方々に必要な情報が届くよう、毎年趣向を凝らしています。

築150年の古民家の竃でご飯を炊いたり、囲炉裏で鍋料理を囲んだりといった田舎暮らし体験は、本当に楽しく、時間を忘れるほどです。

共同作業をするうちに、互いに打ち解け、とても自然な形で移住相談ができるという利点もあります。

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葉蘭(料理を盛るのに使う葉)の上には竃で炊いたお米で握ったおにぎり、そして地元で取れた山菜を使ったお料理が並びます。

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夜はバーバキューをしたり、ピザ窯でピザを焼いたり、温泉に行ったり... 楽しいです。これは楽しいに決まっています。

しかし、このような盛り上がりを見せる中、他者とは一切交流をもたず、ひたすら食べて飲んで写真を撮って、というご家族がいたりします。

どのような質問を投げかけても、全く興味がなさそうです。

「どうしてこのツアーに参加されたんですか」

「いや、別に...」

「移住先で思い描いている暮らしとか、ありますか」

「特には...」

といった具合で、無機質なQAが繰り返されるのみです。

この手の方は多くの場合、移住など微塵も計画しておらず、観光で来ています。

県が企画した移住体験ツアーで、東京駅から無料のリムジンバスを出した際には、特にその傾向が顕著でした。

ツアーの趣旨と合わないことはご本人も重々承知かと思いますので、こういう方は別の機会に遊びに来ていただきたいものです。

大都市で開かれる移住相談会ともなると、さらに訳のわからない方々が跳梁跋扈しています。

ルネッサンス時代からやってきたのかと見紛うようなドレス姿の中年男性や、坊主頭でありながら、ビジュアル系メイクをバチバチに決めた若い女性、ライトスティックを持たせたら、すぐにでもヲタ芸を披露してくれそうな青年...

人を見た目で判断してはいけません。

分かります... 分かりますが、あまりにも外見が個性的すぎて、相談内容が頭に入ってきません。

そういう方は

「誰とも関わらずに、田舎で暮らしたい」

などと言い出すことがあるので、危険です。このような場合は、

「誰とも関わりたくない場合は都会が一番ですよ?田舎の人間関係は濃厚です。」

と優しく助言することにしています。

また、移住者を招致する側も着ぐるみを着ていたり、謎の仮装をしていたりするので、もう何がなんだか分からない状態です。

魑魅魍魎のひしめき合う移住相談会、皆様も覗いてみませんか...?

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