静岡に移住して良かった...と思わせてくれたもの

静岡に移り住み、「自然薯(じねんじょ)」なるものを初めて口にしました。

日本原産種の山芋で、学名はジャポニカだそうです。

ジャポニカといえば、学習帳を思い浮かべるのが我々中高年の宿命ですが、数年前「ジャポニカ学習帳から昆虫の写真が消えた」というニュースが報じられた際には驚きました。

子どもや保護者、教員からも「気持ちが悪い」という声があり、一人でも不快になる方がいるならやめよう、との決断だったそうです。

これも昆虫と接する機会が激減したことに起因するのでしょうか。

昆虫愛好家には至極残念であったことでしょう。

私は虫に対する嫌悪感はそれほど強くありませんが、ゴキブリだけはどうしても苦手です。

仮にジャポニカ学習帳の表紙をゴキブリが飾っていたら、おそらく購買意欲も減退するはずです。

先日「スノー・ピアサー」という映画を見たのですが、ゴキブリを巨大な鍋で溶かし、ゼラチンのようなもので固めた「プロテイン」と呼ばれる食料が作中に登場します。

そのゴキブリが、オーストラリアで見たような巨大なサイズ感のもので、心の底から不気味です。

しばらく羊羹が食べられなくなるという声も聞かれました...



さて、話が完全に別の方向へ行きかけましたが、ジャポニカ、そう、自然薯の話題です。

摺り下ろすと、山芋や長芋のような形状になりますが、圧倒的に粘り気があります。

アミラーゼ(消化を助ける酵素)が多く含まれているため、生で食べることができる貴重なイモだそうです。

この自然薯、山に自生しているということですが、まだ一度も見たことがありません。

好奇心旺盛な私、自然薯を一度掘ってみたいなあと思っていたところ、数年前にその機会が到来しました。

山間地の農園で自然薯掘りを体験し、それをとろろ汁にして試食するという、とんでもなく楽しそうな企画にお誘いいただいたのです。

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(ご覧ください、この立派な自然薯!)

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(子どもたち、大活躍です)」

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(真剣な表情です)

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かなりの量のだし汁を投入しても、粘り気が滅失することなく、口に入れると、山の香りが鼻に抜けていきます。

こんなにも滋味豊かな食べ物がこの世にあったとは...

さらに、自然薯の葉の付け根にできる球芽「零余子(むかご)」がまた土下座レベルに美味しいのです。

零余子は(夫が)炊き込みご飯にしてもいいのですが、(夫が)オリーブオイルやバターで炒めて、お塩を振っただけでも最高です。

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私の中で、自然薯は山のご馳走ナンバーワンです。不動の位置を占めています。

自然薯に巡り合えたこと、それだけでも静岡に移住して良かった、としみじみ感じます。

食いしん坊万歳です。

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